プロダクト

植物資源の新素材 サスティーモ®sustimo

サスティーモ®は、杉やヒノキなどの木材と、漆の木から採取できる樹液を原料にした、100%植物資源を原材料にした100%バイオマスウッドプラスチックです。抗菌性、抗ウイルス性を併せ持つ、耐熱性の高いバイオマスウッドプラスチックとして、様々な用途にご使用していただくことが可能です。

植物資源の新素材 サスティーモ®sustimo

特徴1.Sustainable|持続可能な原材料

原材料に使用する素材は、杉やヒノキなどの木材を微粉砕した木粉と、ウルシノキからとれる樹液を使用します。

 

・木材

建材や家具に使用できない木材や、間伐材を原材料として利用する事ができるので、森林資源を有効活用することが可能です。木はその成長過程で大気中の二酸化炭素を体内に吸収して、固定化する事ができます。成長しきった木は体内に二酸化炭素を固定化する事ができないので、伐採して新たに木を植えなければ、大気中の二酸化炭素を削減する事はできません。サスティーモは二酸化炭素を固定化した木材を利用しているので、使えば使うほど、大気中の二酸化炭素の総量を削減する事につながります。

 

・漆

ウルシノキの樹液(漆)は、樹皮を傷つけた時に滲出してくる乳白色の樹液のことで、樹齢が10~15年で樹液が採取できるようになる天然樹脂です。漆は9000年以上前から人類が塗料や接着剤として使用していましたが、現在ではあまり使われることがなくなりました。漆は、天然ゴムのように栽培と収穫を持続的に繰り返すことができる樹脂なので、環境に与える負荷が少ない天然素材といえます。また伐採後は、サスティーモの原材料にすることも可能、伐採後は再びウルシノキを植樹する事で、大気中の二酸化炭素を削減することが可能です。

 

サスティーモの素材の特徴は、【植える(Plant)→育てる(Grow)→作る(Make)→使う(Use)】のサイクルの中で、二酸化炭素を材料中に固定化させることで、大気中の温室効果ガスを相対的に削減することが可能になる素材です。合同会社deeplusは愛知県で漆の植樹活動をしています。

特徴2.Thermo | 熱

漆は、適度な湿度と酵素の働きにより固まる性質と、熱により固まる2つの性質を持っています。

サスティーモ®は、漆の持つ熱硬化の性質を利用して成型することにより、木粉同士のバインダーとしての機能だけではなく、機械的物性を向上させています。

加熱プレス成型技術(特許取得済み)により、従来木材加工では時間とコストがかかっていた複雑な形状を、安価に作成する事が可能になります。

特徴3.Antibacterial&Antiviral 抗菌性・抗ウイルス性

サスティーモ成型体は漆が本来持つ抗菌・抗ウイルス効果を科学的に検証し、地方独立行政法人神奈川県立産業総合研究所によって、抗菌性※1・抗ウイルス性※2が証明されました。

 

抗菌性試験/※1 ISO 22196 24時間後
黄色ブドウ球菌 99.9%減
大腸菌 99.9%減

 

抗ウイルス性試験/※2 ISO 21702 24時間後
A型インフルエンザウイルス 99.9%減

特徴4.Evaluation of the physical properties 物性評価

サスティーモの機械的物性についてプラスチックとしてのISO試験を行っています。

詳しいデータについては、弊社までお問い合わせください。

地球環境にやさしい次世代100%バイオマスウッドプラスチック『サスティーモ®︎』

サスティーモは100%バイオマスウッドプラスチックという、これまで世の中にない素材です。

100年後の地球環境を考えた時に、今のモノづくり業界において必要な素材の一つだと考えています。それは真の意味での循環型素材である事。私たち人類が、この地球で永続的に住み続けることができるように、モノづくり企業が変革するためのお手伝いをさせていただくことができる素材であるという願いを込めて、原材料が持続可能 Sustainable(サスティナブル)である事と、熱 thermo(サーモ)で硬化する漆の性質を活用したことから、『サスティーモ® sustimo』と名付けました。

サスティーモ®は地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターとj‘s株式会社が開発した、成形材料/成形体/成型方法の特許技術の名称です。